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2010年11月17日 (水) 19:30

水無川白濁の環境影響について

 八代工場の薬液漏洩に伴い、水無川を白濁させる要因となりましたことを深くお詫び申し上げます。
 以下に、その環境影響についてお知らせします。

1.環境への影響について
  (1)有害な重金属(水銀、クロムなど)による環境影響はなかった。
  (2)白濁物質は、CaとMgの炭酸塩と考えられ、これ自体は有害なものではない。
    (炭酸塩とは、化学式ではCaCO3,MgCO3 と表す。)
  (3)白濁した原因は、炭酸塩(CO3)を含む規制値を超えたpHの排水が、水無川を遡上し 
   た海水と混じったためと判断される。
  (4)河川の魚が斃死した理由は白濁した物質が魚のエラ等に付着し、呼吸を阻害し窒息し
   たと考えられる。
  (5)pHが中性領域になると白濁が解消する実験データから海水域での影響はほとんどな
   いと考えられる。

2.検査結果
  (1)水無川 河川水(白濁水)
   カルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)分が検出されたが、有害な重金属は検出されなかった。  
  (2)漏洩した薬液(緑液)と海水の混合による白濁液(実験による生成物)
   緑液と海水を混合して白濁物が生成したときはpH10.2だったが、pH7(中性領域)まで
   下がると白濁物は透明になった。
   顕微鏡観察、元素分析、X線回折、蛍光X線、IR分析を行った結果、Ca,Mgによる炭 
   酸塩が検出された。

                                                    以上